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設立趣旨

スカイクラブ設立の経緯

スカイクラブの第1回勉強会は昭和52年夏、オリリー那須ロッジにおいて二夜に亘って寝食を共にしながらおこなわれた。メンバーは世話人6名と第一次会員4名の計10名であった。
世話人の先生から4つの話題が提供されたところ1枚目のスライドから質疑が活発におこなわれ、討論は実に深夜に及んだとのことである。
若い研究者が集まって徹底的に討論しあう、このような会はすでにアメリカ合衆国にはみられたが、これに類する会を日本でも是非持ちたいという安田利顕理事長の意向が実現したのであった。

 安田先生は以前から国際レベルの皮膚科学者を育成、増加させ、近い将来日本で国際学会を開催できるようにしたいと考えておられた。そこで、昭和51年秋、日本皮膚科学会東部支部学術大会(於:群馬)の時に大城戸宗男(東海大学)大河原章(旭川医大)松尾聿朗(東海大学)小川秀興(順天堂大)の4先生に具体的な方策を相談された。
熟考の結果、国内での学閥意識を排し国際レベルでものを考える機運の育成が必要であること、そのためには出身、所属大学の枠を超え、師弟の別なく自由な討論がおこなえる少人数制の勉強会を発足させてはどうかとの提案があった。また、設立準備は教授職にあるものよりも若い小川先生(当時助教授)が中心になって進めていく方がよいだろうということになり、全員一致(本人を除いて)で了承された。
翌年から小川秀興先生が代表世話人となり、石橋康正(東京大学 当時助教授)、今村貞夫(京都大学 当時助教授)鈴木啓之(日本大学 当時助教授)、西岡 清(大阪大学 当時講師)、西川武二(慶應大学 当時講師)の各先生を含めた世話人会を発足させ、会員選考基準の運営方針が検討された。その後、時も流れ会員の移動、更に皮膚科学研究の細分化や知識、技術なども変化しており、改めて現在の活動内容に即した規約にする必要があるため、ここにスカイクラブ規約を制定する。 (スカイクラブ規約より抜粋)

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